子孫たちよ、聞いてくれ

人生の攻略本を作りたい

なぜ勉強をする必要があるのか

賢くなるとは、物事を解決する能力を身につける事である。

人が生きるには何度も何度も困難な局面が出てくるだろうし、悩みのない人間などいない。

賢くなることによって物事を解決できれば、悩みも減るだろうし、人は幸せになるのではないだろうか。少なくとも不幸を減らすことはできる。

 

失敗しないために学ぶ

皆もモテたいと思っているので、オナ禁を通して、考え、知識を入れて勉強しているのだと思う。

しかしながら誰かと付き合うまでに、たくさんの失敗を繰り返すし、出来るなら失敗して傷つかない方がいいと思ってるのが人の心情だろう。

私だって何事も失敗はしたくない。

 

世の中には「失敗」とつく本がたくさんある。

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他人や歴史の失敗から学ぶと自分の失敗を防ぐことができるので有効だろう

 

 

学校で何を学ぶか

そもそも学校で「なぜ学ぶか」を我々日本国民は教わって無い。

私は国語なんて日本人なら自然と覚えるだろうし、古文とかいらん。

数学なんて小学生くらいまであればいいだろう。

レキシ?昔話?何の役に立つの?

それくらいのものだと思ってた。

 

しかし大人になるとなぜ必要なのかが分かってくる。

国語は日本の文化や価値観(哲学)につながる。言葉を使う表現をする。これは人間社会を生きるのに非常に有益である。

 

数学も頭を使うトレーニングになるし、社会を発展させるための科学や工学の基礎になる。

特に歴史はすごく使えると思う。過去に何があったのか、なぜそうなったのか、どうやって解決したか。

人の成功や失敗を参考にできるので、成功まで近道を作ることが出来るのだ。

 

歴史のテストでは暗記力が試される。暗記力だってないよりもある方が絶対にいい。

日本の教育の問題点は、最初になぜ勉強をするのかを教えていないのと、賢い官僚や軍隊を作るのには適しているが、生きるための柔軟な人間を作る構造になって無いのが非常に残念である。

 

そもそも国家として「国民を学校で教育を受けさせる」という手段は、「国家を発展させるための賢い人間を作る」という目的だったのに、最近に至っては目的が「教育を受けさせること」になっている気がする。

 

皆学生のうちは勉強して、社会に出ると勉強はしなくていいなんて思っているが、

私の感覚では大人の方が勉強することが増える気がする。

これは大人になると、今必要なものが何なのか分かってくるからだと思う。

最初に社会に出れば、社会人としての一般常識を勉強することになる。

それから専門性のある事、例えば販売をするのは販売の勉強をするし、技術者は理論も実践も両方学ばなければならない。

会社を経営する者は会社の運営方法を学ばなければならないし、人をつなげる力も勉強しなければならない。

 

学生と社会人の違いは、目的が見える状態なのか見えない状態なのかの違いだろう。

 

どこで学ぶのか

勉強とは○○学というような学校で勉強できる事だけではない。仕事を通して勉強することもあるし人間関係の中で自然と覚えることもある。

学校に行かずとも、ある程度専門性のあるものでも本を読めば分かることもある。

 

新聞やニュースなどの情報で世の中がどうなっているか知ることもできる。

社会科見学のようなもので知ることもあるし、人から話を聞いて考え方を知ることもできる。

他人の考え方を知るのもまた勉強である。

すべては勉強で、これらはどこでもできる物なのだと思う。

いつ役に立つかはわからないけど、多分どっかで役に立つ瞬間が来る。

知識というのは積り積もって価値を生む瞬間があるのだ。

 

 

どうやって自分や他人を賢い人間にするか

周りの人間も賢い方が自分が生き残る確率は当然高くなる。

究極的に言えば日本は民主制度なので、民主制度が正しく機能させるには皆が賢くなければならない。

我々は同じ家(国家)を共有する家族(国民)なのだから

 

福沢諭吉の言葉を借りるなら「一身独立し一国独立す」だ。 

 

逆に言えば自分の独立を維持するためには、国家を独立させなければならないのだ。

現実的には難しいが。

 

どうすれば皆が賢くなる少し考えてみた。

理論的に動かすなら「賢くなると困難を乗り越えられる人間になりますよ」と説得するか、感情で人を動かすなら「知らない事を知る事は、楽しい事である」と思う世になればいいのだ、

だが人間は面倒なことはしたがらないので難しいだろう。

 

特に子どもに教えるのは難しい、私にはわからない。

私が子供のころは勉強などいらないと思ってたし、その時大人から勉強しろと言われても全くやる気にはならなかった。

子供が勉強したくなる方法を誰か教えてくれ。

私には「意味は理解できなくとも何度も何度も言い聞かせる事」くらいしか思い浮かばない。

 

 

勉強をいくつまでするべきか

多分死ぬまで勉強をしなくてはならないと思う。

時代は変わるし、情報を更新していかないとならない。

過去の常識は現在の常識とは違う、現在の常識は未来の常識とも違う。

常識や情報は常に変わり陳腐化するのだ。

もちろん人間の構造は変わらないだろうし、普遍的な物もある。

ギリシャの哲学者のソクラテス の「無知の知」は有名だし、戦術の教科書には大体ハンニバル・バルカの話が載っている。それは今でも通じるからだ。

 

 

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まとめ

勉強をするのは考える力をつけるため、人の役に立つため、

また幸せになるのにも必要なものである。

賢くなれば失敗を減らすことができる。

がしかし、人は誰しも大なり小なり必ず失敗をする。

それもまた成功のための勉強である。

 

次回は「人を動かす方程式」について解説!!

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