物事の判断基準
人もいつだって岐路に立ち、決断に迫られている。
迷ってはチャンスが失われるし、間違った判断をすれば悪い方向へ行ってしまう。
そこでいくつか判断になりそうな基準を書き出してみた。
目次
1、目的を考える
まずは目的を頭の片隅やら見えるところに置いてからこれからどうするべきかを考える事。
たったこれだけだが、
何を始めるにしてもこれが必要なのでクセにしておく事を勧める。
2、目的を実現できるように「現実性を考えて判断する」
それをやって損か得か、目的を果たせるかどうか
人を説得する時
目的を達成するためにはその人が「どうすればそうしたくなるか」もしくは「そうせざる得ないようなるか」にを考える事。
人を相手にする場合は、相手によって対応を変えないといけない。
説得するため相手の言い分を聞かずに説明を言い続けると結構失敗するし、腹が立つと嫌みの一つや二つ言いたくなってくる。
相手が理屈で納得しても感情が動かなかったりすると人は動かない。
人を説得するのはすごく難しい。
ものを買う時はコストに似合うもの買う
目的に合わない過剰なスペックではリソース(ここではお金)を無駄にするし、満たさないスペックでは使えないので意味がない。そもそも別の道具が使える可能性だってある。
コンピューターでたとえてみよう。
例えば動画編集をしたり、高画質なゲームをやるなら20万円のパソコンが必要になる場合がある。
しかし事務作業程度なら5万円くらいのパソコンでいいはずだ
またスマホで言うなら、動画を見るとか綺麗な写真を撮りたいなら12万円の高性能なものでもいいが、電話とメールしかしないのに12万円もする高性能なスマホはいらない。
2万くらいの格安スマホで十分なはずだ。
無駄にお金を使わずとも目的は達成されるし、予算が余れば別のところに回せる。
恋人もそうでいきなり見た目のいい女とは付き合えない。
まずは無理せずに順次自分の丈に合ったものから手に入れればいい
そのうち本当は何が重要で何が必要な人か見えてくる。
最終的に見えた目的が達成されればいいのだ。
3、情報を集める
「人は正しい情報を元に正しい判断ができる。」
逆に情報がないと物事正しい判断ができない。
例えば何か買う時、スマホとかパソコンとかでいいや、パソコンのスペックを調べて値段を比較して買う流れになると思う。
そもそもスペックや条件の違うものを買ってしまっては大失敗だ。
スペックなんかはメーカーのHPに乗っているはずだからそれでいいだろう。
ごく当たり前の話だ。
口コミも非常に有効に思う。良いところも悪いところも使っている人の声は確かだ。
ただし世の中にはステマだったり業者が混じってたりする。
嘘を嘘と見抜けないと(インターネットを使うのは)難しい
業者の場合は評価や情報が偏ってたりする物事は賛否両論あるべきだ。
それから評価している人が他のものをどう評価しているかも業者かどうかを見抜く基準になると思う。
それからタレントは基本的に商品レビューに悪い評価をつけない。なぜならそれがタレントの仕事だから。
また選挙の時にも政治家を選ぶには情報が必要だ。
過去にどんな発言をしているか、どんな決議にどんな意見を出したか。
今までの発言はぶれていないかどうか。
その人の信念や優先順位が何なのかなど。
これらが分かれば、国益を損ねる政治家を選ぶリスクが減るはずだ。
敵の行動を知る
1942年、大東亜戦争年でアメリカは日本海軍の暗号を解読に成功した。
これにより日本がアリューシャン列島とミッドウェイの作戦を見破った。
敵の行動を知れば、それを予測して敵の行動を止めることは比較的簡単になる。
だからどの軍隊も血眼になって暗号を解読しようとした。
帝国海軍のD型暗号を解読したアメリカや、ドイツのエニグマを解読しようとしたイギリスも。
4、歴史などの前例から学ぶ
過去に今と同じ状態に陥った時に、過去の人々がどのように対処をしたか。身近な人から教わってもいいし、歴史から学ぶこともたくさんある。
成功の前例参考にすると成功に近づくとは思う。
が同じことをやるとリスクが大きかったり、同じように成功しない場合やそもそも到底達成できない場合がある。
ここでわたしが重要視したいのは「どうして失敗をしたか」を参考にする事だと思う。
世の中には「失敗の〇〇」などと失敗の事例について書かれた本がたくさんある、もしかしたら成功よりも多いのかも。
失敗を出来るだけ回避すれば、いつか成功をする。
また大失敗を避ければ立て直しは利く。
経験という自分の歴史から学ぶのもありだが、できることなら失敗はしない方がいい。
だから他人の経験から学ぶのだ。
過去を学び、未来を知る。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」
次回へ続く↓↓↓