「粋」という江戸の美学
最近は江戸時代の哲学、「粋」について考えてます。
粋ってこんな感じ?
・心に余裕を持つ、頑張らない。
・贅沢をしない、無駄なものを持たない
・見た目はすっきりこざっぱり、細かい所にこだわりを入れる。
・ちょっぴりかっこ悪いことをポジティブにとらえカッコよく見る事にする。物事は考え方次第。
・人付き合いに折り合いをつける、物事も無理せず妥協点を見つける事。適当とか妥協は重要。
・常に楽しく生きる事を忘れない。思いつめない。
・火事や伝染病などが発生しうる、厳しい環境で生きるために共栄共存を意識する。困ったときはお互い様。
なんだかカッコいいもの?大人な感じ?
うーん、感覚を文字に起こすと難しいな。
みんなが知っているものだとタモリや銀魂がたぶんそんな感じを持ってるんだと思う。
基本的に哲学って「真善美」だと思ってたけど「粋」はそれとは違う。
とってもあいまいな感じ。たぶんバランス感覚が優れてるといってもいいかも。
幕末までの日本の識字率は60%くらいだけど、たぶん文化レベルというかバランス感覚では、現代の日本人は昔の日本人には到底かなわない気がする。
参考文献
粋に暮らす言葉 杉浦 日向子
日本は外国人にどう見られていたか 「ニッポン再発見」倶楽部
ワクワクしながら聞いていた「江戸しぐさ」が無かったであろうという話は、少し残念でした。
全然関係ないけど
日本昔話をギャル語で語るとこうなる。