人を動かす方程式2 信用編
人を動かす方程式2 信用編
前回の記事では人を動かす方程式を
信用 × 感情 × 理論
と書いたが、今回はこの信用の作り方について書こうと思う。
今回は初対面の人相手にも通用するものだけにしようと思う。
目次
- 1、ラポール形成について
- 2、見た目によるラポール形成
- 3、使いやすい言語的ラポール形成
- 4、使いやすい非言語的ラポール形成
- 5、ラポール形成しやすい人とそうでない人
- 6、蛙化現象と自分の立ち振る舞い
1、ラポール形成について
ラポールとはフランス語で「懸け橋」とか「信頼関係」という意味であり、よく心理学の本や、心理学のサイトではラポール形成(信用構築)という言葉で見かけると思う。
関係ができていると、当然仕事もしやすくなるし、頼み事もしやすくなる。
その場の雰囲気だって良くなる。
初対面の人にも、なんか悪い人じゃなさそうと思われる。
ラポール形成がうまくなれば、話し上手にも見られる。
つぎは初対面の人相手でも使えそうなもので簡単なものだけ書いておく。
ちなみに信用に関しては
類似性、有名人(知っているかどうか)、見た目の雰囲気などに分かれると思う。
2、見た目によるラポール形成
参考元(実はここの話とつながってくる)
https://fan2.hatenablog.jp/entry/2020/06/12/000000
オナ禁により顔つき姿勢などで、その人の雰囲気が変わるし 格好も重要。
これはどうにもならないが、イケメンや美女は勝手に信用される傾向がある。
逆もまたある。
スーツを着た男と、短パンTシャツの髭モジャの男、どちらの話を信用する?
信用されるうえで、見た目は重要なのだ。
3、使いやすい言語的ラポール形成
ここでは信用を作るための具体的なテクニックを説明しようと思う。
信用を得るためには、基本的には相手から共感(YES)が得られればいいのだ。
・YES話法(肯定話法)
相手に対してYESを引き出す事。
初対面の相手とかなら天気の話とかが鉄板かも。
例1、
私:今日は暑いですね。 相手:そうですね(YES)
連続でYESにするなら
例2、
私:今日は暑いですね。
相手:そうですね(YES)
私:こんな暑い日はアイスとか食べたいですよね
相手:アイス食べたいですね(YES)
私:アイスは何が好きですか?
相手:抹茶とか好きです!
私:抹茶ですか!さっぱりしていいですよね!
相手:そうなんですよ(YES)
このように連続でYESをとるYESセットという技術もある。
YESをとるコツは、相手の考えている事を予測して、何がYESなのかを考える事。
ただそれだけ。YES話法は基礎中の基礎。
連続YESセットで堀を埋めていくローボールテクニックがあるが、それはまた今度解説しよう。
・接続話法
YES文の後に「~だと」「それじゃあ」「せっかくなので」「という事で」などの接続詞をつけて、その後の文章を流れでYESにする話法
例えば「外に行きたいですね」ではなく、「こう天気がいいと(YES)外に出たいですね」だと受け入れ易くなる
・投げ返し話法
相手「今日会社で○○があってさあ」に対して「へぇ、そうなんだ」ではなく
自分「へぇ、今日会社で○○があったんだ」と、相手の使ってる言葉で返事する
相手「昨日おいしいケーキを食べたんですよ」
自分「おいしいケーキですか!」
オウム返しのように答える。ただそれだけなので簡単にできると思う。
上のどれもそうだけど、簡単に言えば相手の共感(YES)を得る事
基本的には共感ができればいいのだ。
4、使いやすい非言語的ラポール形成
相手の動作と同じように動くという技術。
例えば相手が何かを飲むタイミング、または飲み終わるタイミングを同じにしたり、
相手の姿勢と自分の姿勢を同じようにしたりする。
会話で言うと相手と同じテンポやトーンにする。
話し方に癖のある人ならそれを真似してもいい。
視線や、姿勢、仕草、話し方を真似すればいいのだ。
相手の目を見る事
会話中は相手の目を適度に見る事。相手の瞳の色を覚えておくくらいに。
両目ではなく片眼を見る方が圧迫感がなくてよいかもしれない。
会話中に目を見ることは相手を受け入れる仕草になる。
人によっては見つめれらるのが嫌いな人もいるかもしれないが、それは相手の様子を見て判断すればよい。
ラポール形成ができるようになれば相手は「なんとなく気が合うのかな」と思い始めるぞ。
たまに自己開陳(自分のことを話す)で相手が共感しそうな事を話して、感情のキャッチポールをするのもいい。
ここに書いたラポール形成についてはごく一部だけなので、ほかにもたくさんある。
それは各々調べてくれ。
ただしラポール形成という技術も理論だけじゃなくて練習しないと身につかないから注意だ。
頭で覚えたところで実戦で役に立たなければ意味がないのだ。
また使うタイミングや使い方によっては全く効果がない事もある。
なんでもそうだけど、理論と実践は両方やらないと使い物にはならない。
5、ラポール形成しやすい人とそうでない人
ラポール形成しやすい人
基本的には社交的ない人
人の目を見て話せる人
素直な人
しにくい人は
否定的な人
自己評価が低い人
人の目を見て話せない人
全体的にメンヘラが多いかも。いやできなくはないけど、やろうとすると悪い方へ引っ張られてしまうのでやめた方がいいと思う。
その説明は多分今後出てくる記事の「仲間選びは重要という話」でやると思う。
6、蛙化現象と自分の立ち振る舞い
カエル化現象という言葉をご存じだろうか
ざっくりいうと相手の好意が見えると拒絶してしまう現象である。
男というものは興味のある女に対しては、好意が漏れ出てしまう傾向がる。
ラポール形成ができていない段階で好意を感じた女性はどうするかというと、男の好意を拒絶しようとする。もちろんすべての女性ではないが、基本そう思っておいた方がいい。
好意を見せるような行動はやめるべきである。
じゃあ好意を見せずにどのような立ち振る舞いをすべきかというと。
妹的な扱いをする事
気のないただの後輩(先輩)の扱いをする事
かと言って男友達扱いはしない事
具体的には
やたらに笑わない事(微笑むくらいにしておく事)
エロい視線でみない事
必死に会話をしようとしない事(声のトーンが高かったり、早口だったりしない事。落ち着いたトーンとテンポを意識する事)
自分を下げない事
高いものや数回にわたってプレゼントをしない事
当然だけど妹に対して好意を見せる兄なんておらんだろうし、ただの後輩なら好意は見せないだろう。
とりあえずただの信用できる人になればよい。
性的な魅力はないけど信用できるような異性はいるはずだ。それを想像すればいい 。
とにかく好意を見せない事、好意を見せると相手に舐められる。
恋も外交も、舐めれらたらそれで終わりなのだ
じゃあ次に繋がらないじゃんて思うけど、それは次回(恋愛)感情編につながる。
参考元